夏の青い池
夏の早朝に撮影した青い池

Apple社のiMacの壁紙に採用されてから、国内だけにとどまらず世界中の人が一目見ようと観光で訪れる北海道の人気のスポットです。

このブログでは1年をとおして青い池を撮影したときの撮影日誌を掲載しています。
旅行の予定をを計画する際にも活用してください。

青い池がキレイに見える時間は?

その日の天気や時間帯によって、見え方が変わるのでみなさんが写真でみるようなベストな青い池が見ることができるかは運だったりもします。

余談ですが、僕は短い期間でしたがレンタカー屋でバイトをしていた時期がありました。

その時にもオススメの観光スポットとして青い池を紹介したことがあるのですが、条件にかかわらず観光などで初めての訪れる人はキレイだったと言ってくれます。

そのため「ベストな日はいつか?」よりも「避けた方が良い日はいつ??」という質問のほうが答えやすいです。

雨が降った翌日や雪がとけきった春先は避けるのが無難です。

キレイな青い池を見るなら、雨が降った翌日はできるだけ避けた方がいいです。

理由は、前日に降った雨で水の量が増えて青い色がくすんだように見えるからです。

下の写真は5月の大雨が降った翌日に撮影したのですが、ご覧のとおりただの池と言わんばかりに青くなくなっています。

大雨の次の日に撮影した青い池

太陽が昇りきった15時に撮影したので、水面に空が映り込んで見づらいかもしれませんね。

空が映り込んでいないところをズームで取ってみると

色がくすんでいるのがよくわかると思います。

同じ理由から雪がとけきった春先もキレイに見たいならオススメではありません。

ところで青い池はなんで青く見えるの??

青い池が青く見える要因のひとつに上流から流れてくる水にあります。
この付近の湧き水にはアルミニウムが含まれていて、この涌き水が美瑛川の水と混ざることで、コロイドという粒子が生成されます。

コロイドが含まれている水に太陽の光が反射して青く見えると言われています。

そのため青い池に隣接する川や、白ひげの滝も青く見えます。
ちなみに水そのものは、青くないんですよ

青い池の水に関しては論文も書かれてますので、専門的にもっと知りたいという方はこちらをどうぞ。
参考:福島大学 青い池の水質についての論文

年々枯れ木が減っているので、青い池に行こうか迷っている人はできるだけ早めに行った方がいいです。

観光で「いつか青い池に行きたい」と思っている方は、できるだけ急いだ方が良いです。
理由は、池の水面に立っている木が年々、倒れて少なくなっているからです。

青い池が美しい場所と言える要因のひとつが枯れ木の存在です。
下のの写真は僕が写真を始めた2015年のときの青い池ですが、当時はまだ沢山の枯れ木が存在してました。

濃霧に撮影した青い池

今では台風の影響で真ん中にあるシンボル的な木も倒れ他の枯れ木の数も減っているので
もし「いつか青い池に行きたい」と思っている方は、なるべく早めに行くことをオススメします。

駐車場とトイレは青い池に併設してあります。

青い池のすぐ隣に駐車場とトイレが併設されております。

新しい青い池の駐車場
新しい青い池の駐車場

青い池に建てられたトイレ

2019年に青い池と駐車場の中間にトイレが建てられました。

出来たばかりのトイレなのでかなりキレイです。

24時間いつでも使えるトイレですので、ライトアップが終わってからも使うことができます。

青い池の駐車場が有料になりました。

2020年4月1日から青い池の駐車場が有料になりました。

駐車料金
【普通車・軽自動車】・・・500円
【二輪自動車】・・・100円
利用時間
【5月~10月】7:00~19:00
【11月~4月】8:00~21:30

青い池への行き方

旭川空港から青い池までの行き方

旭川空港から青い池まで、およそ30分ほどです。
行き方も道中2回しか曲がらないので、直接行くなら迷わずに行けると思います。

旭川方面・富良野どちらの方面から美瑛に来た場合でも、国道沿いにあるエネオスを曲がり、道沿いに車を走らせれば到着します。

美瑛国道沿いにあるセブンイレブン

レンタカーで行くのがおすすめです

北海道の移動手段はキホン車です。

いちおう美瑛駅から青い池までバスもありますが、3時間に一本のペースでしかこないのでオススメしません。

美瑛市内にレンタサイクル屋もありますが、体力ある人にしかオススメできません。

美瑛駅周辺にはレンタサイクル屋があって、パッチワークの丘で乗っている人は多いのです。

「そのノリで青い池も行ける??」と聞かれるとあまりオススメできません。

たまに自転車で白樺街道(青い池に行く道)を走っている人はいるのですが、格好からして本格的な方々です。

美瑛駅から青井駅まで片道18キロもあるので体力ある人しかオススメできません。

夏休みシーズンは、とくに混むのでゆっくりみるなら早朝がおすすめ

青い池に早朝に行くメリットは2つあります。

早起きして青い池に行くメリット
  • 青い池に行くまでの道が混まない。
  • 人が少ないのでゆっくり静かに見ることができる。

よく観光客が行く時間帯(12:00~15:00)とくに夏休みシーズンは混みます。

下の写真は以前に青い池の前を車で通った時に撮影した写真です。
この時は夏のシーズンの時で、駐車場も今と比べて小さい駐車場だったのですが、すごい渋滞が出来ていました。

青い池渋滞

今は大きな駐車場があるので、ここまでの渋滞はできないと思いますが、このくらい人が訪れる場所だということが伝わったのではないでしょうか。

そして青い池の周りは森なので、早朝は小鳥のさえずりがよく聞こえます。それに相まって人が少ないと、とても静かなので、より自然を感じていただけると思います。

青い池の周辺にある観光スポット

青い池の周辺には2カ所の観光スポットがあります。
どれも車で5分くらいで行ける場所にあります。

白ひげの滝

紅葉と白ひげの滝
白ひげの滝"紅葉"

ひとつめが青い池の上流にある白ひげの滝です。

この滝は間近で滝を見おろすことができて迫力があります。
川の水をよく見ると透きとおった青なので、青い池の水が青いのもうなずけます。

秋の青い川

不動の滝

林道を100メートルほど歩いた場所にある滝です。
ここは夏に行くのがオススメで、北海道と言えど美瑛は盆地なので夏になると気温が30℃近くまで上がることがよくあります。

そんな日に不動の滝に行くと、この場所だけひんやりしていて気持ちがいいです。

手軽に自然の中に行きたい時にもおすすめです。

これからの季節に青い池に行く人に読んでもらいたい記事

各季節ごとに青い池についてかいた記事をまとめました。

これから季節に青い池に行く際の参考になさってください。

春先の青い池

雪どけの青い池

上で雪がとけきった春先は見に行くのは避けた方がいいと書いたのですが、雪がとけきる前でしたら話は別です。

池を覆っていた雪がとけて、水面が見えると水の青とまわりの林に残っている雪の白があいまってキレイに見ることができます。

下の記事は春先の青い池について書いた記事ではありませんが、様子は伝わると思います。

夏の青い池

夏の早朝に撮影した青い池

この記事で夏の青い池がどれだけ混みあうのかが伝わる記事です(笑)
夏になるとまわりの木々も青しげって、春からずいぶん印象が変わります。

秋の紅葉と青い池

紅葉と青い池
青い池の周辺の木々はとてもキレイに色づきます。

とくに毎年10月下旬を目安に青い雪で初雪が降るのですが、色づいた紅葉の上に雪が積もった光景が一番キレイです。

冬の青い池

冬の青い池は僕が一番好きな風景で、ブログにもよく書いています。
青と白の景色はまさに絶景です。


そして毎年、夜になるとライトアップが開催されてます。

夜に静かな森のなかで、次々とシーンが変わる情景はずっと見ていたくなります。

ちなみに、冬の青い池は池の水が雪で覆われてしまうので、昼間はあたり一面が真っ白になってしまいます。

けっこうガッカリされる方が多いので、行くなら断然ライトアップを見に行くのがおすすめです。