北海道も紅葉シーズンギリギリ
市内であれば紅葉もチラホラ残っているので神楽岡公園と言うところに行ってきました。
場所はここ
北海道に限らず道外にもありそうな自然公園です。
地図をご覧いただければおわかりのとおり、公園の周りは住宅街や駅に国道と公園を一歩外に出れば田舎とはいえ”市内”なんです。
そんな自然公園に紅葉を求め散歩していたわけなんですが、木の根元でなにやら動く物体が。。。
よーく見てみるとなんと野生のリスじゃありませんか!
冬ごもりの準備中ですかね?体の大きい子です。
ガンバってエサを探しています。
一匹だけかと思いきやもう一匹いました。
この子はまだ痩せていますね。これからなんでしょう。
それにしてもここのリスたち、近づいても逃げない。どんだけ人間になれているんだろ。
思わぬ出会いだったので1時間もその場にいて撮影してしまっていた。
リスたちの邪魔にならないよう、その場にしゃがんで気配を殺してずっと写真を撮っていました。
気づいたら1時間も経っている。
そして100回以上シャッターを切っていました。もはや霧中ですね。
そんな霧中でシャッターを切っている僕の横を他のリスがお構いなしにスッと通っていく。
ふと上を見上げるともう一頭のリスが木に登っている。
いったいこの公園にリスは何頭いるんだ。
仕舞いにはえさ場の取り合いで喧嘩してるリスもいるくらいですよ、いつの間にか僕のまわりはリスだらけです。
こんだけリスがいるんだから一頭くらい僕に興味をもって肩の上に乗ってきて自撮り画像が撮れないかな〜
なんて淡い妄想を抱いていたんですが、そんなことは決してなかった。リスたちはエサに夢中ですね。
次なる出会いを期待してその場を後に
リスを撮るのに満足して他にも野生動物はいるだろうと場所を後に。
そしたらいました。
野鳥です。調べてみたところ”アカゲラ”という鳥みたいです
キツツキ科の鳥ということで、森の中で木をつつくいい音を奏でてくれているのはこの子でしょう。
ほかの鳥たちの鳴き声もそこら中から聞こえるのですが探すの大変。
色鮮やかな羽をお持ちのべっぴんさんもいました。この子はなんて名前の鳥なんでしょう?この子だけ探してもわからなかったです。
そして意外な子が登場
冒頭でもお伝えしたとおり、この公園まわりは国道です。当然、車もビュンビュン走っています。
例えるなら東京の代々木公園から人工的な部分を差し引いた、もっと自然観のある公園と言えば関東近郊にお住まいの方には伝わりますかね?
もう公園の敷地を一歩でれば
そんな公園であいつと出会いました。
キタキツネ!!
いちおうココ市内のど真ん中にある公園なのに何でオマエここにいるの!?ってかんじですよ。
そんな事を考えている間にも彼はゆうゆうと歩き
森の中へ帰って行きました。
意外な場所に意外な出会いって待っているものですね。
【追記】2019年春に再び行ってみると
春になって、ひさしぶりに神楽岡公園に撮影にいきました。
この日は桜を撮影するつもりだったのだけど、あいにく桜は終わりごろ(^^;;
なのでエゾリスを見ることができるコースを散歩していました。
エゾリスたちも冬眠明けだからか、林の中をすばしっこく走ってはエサをさがしていました。
あまりにエサさがしに夢中だったのか、多少近づいても逃げない…
もはや望遠レンズなんていらないんじゃないかと思ったくらいです。
野鳥を呼び寄せるお母さん
公園内には写真スポットといえるくらい雰囲気のよい大きな池があります。
そこで一生懸命、野鳥を撮影していたお母さんがいてね
数枚シャッターをきってから、日の差す場所に手をだして「おいで♪おいで♪」と野鳥たちに呼びかけました。
すると1羽の鳥がパタパタ〜と飛んできて、お母さんの手に止まりました。
さすがに、そのお母さんも周りにいる人達もビックリしてね
お母さんが周りにいるカメラマンに「誰かとってください!」と言っていたので、お母さんの笑顔と一緒に撮らせていただきました。
まるで光かがやくお母さんの手に野鳥が魅入られたみたいですね。
いぜんに神楽岡公園に行った時にくらべて、野鳥もカンタンに見つけられたので、ますますサファリパークと化していた印象でした。
これからの季節、ご家族でのレジャーや近場で自然を感じたい人にオススメの場所です。