この記事にはストーリーの根幹を含むネタバレを書いております。
まだ映画を観ていない方は、映画を観終わったあとにまたブログを見に来てくださると幸いです。
一緒に感想を共有しましょう!!
いやー、ついに公開されましたね!
スパイダーマンの新作映画ファーフロムホーム。
半年前に見たスパイダーマンスパイダーバースからずっと楽しみにしていて、
公開前日はワクワクして寝られませんでした。(笑)
スパイダーマンの知識なんてほとんどなくて、スパイダーマンがピーター・パーカーで恋人のメリー・ジェーン・ワトソンにピーターのおばさんであるメイおばさん位しか知らないのですが、断言します!!この作品はスパイダーマンのことをよく知らない人でも楽しめます!!
映画を観るまえは、YouTubeに公開されていた宣伝のトレーラーしか観ていませんでした。
YouTubeにありがちなストーリー予測とか、原作の情報とかまったく仕入れずに観た僕の感想を先に述べておくと
「観客を引きつける急なストーリー展開から終わるまでの爽快感が心地よかった」です。(記事のタイトルにしようか悩みました。)
観た人なら「あ〜なるほどね!」と言ってもらえるんじゃないでしょうか?(笑)
観たあとの”ふわふわ”した高揚感みたいな感じがとても心地よくて、帰り際にパンプレットまで買ってしまいました(爆笑!!)
いや、わかるよ!!
映画館で観てもパンプレットはふつう買わないでしょ??的なコメントは!!
ムダづかいなのもわかっている!!3カ月後には本棚の中で忘れられているのもわかってるんだけども、つい買っちゃった(笑)
それくらいオモシロイ映画です!!ちなみに今回も4DX3Dで観ました。
作品のテーマは世界をダマす??
作品のタイトルの「ファーフロムホーム(故郷を遠く離れて)」にあるとおり、この作品ではヨーロッパが舞台です。
トレーラーにもあった、水の都ヴェネツィアで水のエレメンタルの戦闘シーンではCGの迫力がスゴくて4DXの水の演出も夏の暑い日に行ったら気持ちいいでしょう。(ちなみに僕は北海道住まいで、肌寒い日に行ったので寒く感じました(^^;;)
火のエレメンタルまでは期待どおりの展開だったんですけど、そのあとですよね!!
まさかあのミステリオ(金魚鉢を被ったキャラ)が裏切るなんて!!
期待どおりのストーリーから一転して、まさかの裏切りに“ゾッ”として寒気がしました。
トレーラーを観て「あぁ〜、新しいMABELのヒーローなのね」と疑いもしなかった僕は衝撃的すぎて前半の細かい内容が吹っ飛びました(笑)自宅に帰ってからトレーラーを見直しても「あれ?そんなシーンあったけ?」っていうのがありますもん(^^;;
その後、ミステリオはフォログラフィック機能を積んだ無数のドローンで世界中の人達をダマそうとします。
このとき映画を観ていて、ふと思いました。
あれ??もしかして、あのトレーラーもミステリオを新しいヒーロー(味方)と思わせておいて、作品内では敵だった…
日本だけで400万回以上再生されている宣伝です。
「つまり世界中のMABELファンをダマそうとしたんじゃね?」と
さらに本編あとにはニック・フューリーも偽物でしたからね(笑)
こういう風に公に公開されていない作品のテーマと広告の狙いが一致することを広告業界ではなんて言うんですかね??ほら、よくある○○効果みたいなやつです。
そういうのが、上映中ずっと気になって気になって仕方がなかったんですよね(笑)
どなたか、それは○○効果だよと知っている方がいれば、ぜひ教えてください。
映画の価値は今後、映像のスゴさに重点が置かれるのか??
アベンジャー・エンドゲームを見た時にも感じましたが、やっぱりMABEL作品は映像もスゴイです。
今作品でもスパイダーマンが幻想に囚われているシーンの映像は印象に残っていて、「観客がなかなかイメージできないような映像に作品の価値が出るのかな?」なんて考えていました。
(グリーンブックや天使にラブソングを…のように実話を元にした、ストーリーを見せる映画は別ですよ。あくまでデジタル・CG技術を駆使する映画の話です)
スパイダーマンを惑わせる幻想のイメージも物凄いし、それを表現できる映像の編集も凄かったです。
MJを演じるゼンデイヤの美しさにビックリ
前作のホームカミングではヒロインのMJが正直、あまり印象に残っていませんでした。
しかし今作ではドスを着たりピーターと結ばれたりと、とてもMJが印象にのこるシーンが多かったです。
それで自宅に戻ってから、MJを演じているゼンデイヤってどんな人だろう??と気になって調べてみると、とてもキレイな人でビックリしました。
VOGUEの記事では、彼女がハリウッド女優になるまでの苦悩が書かれていて、それを読んでいて僕なんかが彼女のことをどうこう書くなんて恐れ多いと感じてしまうほどです。
ただ、この記事を読んで感じたのはゼンデイヤという女性はとても芯の強い人だということ。
MJを演じているゼンデイヤは、ネッドの恋人のベティのようにもう少し華やかさを出してもいいんじゃないの??と思っていたんだけど、この記事を読んでMJの雰囲気にも納得しました。
パンフレットは買い??
1080円出して購入したパンフレットですが、個人的に買ってよかったなと思っています。(少なくとも後悔はしてません)
内容はファーフロムホームを楽しく観られるように、これまでのスパイダーマンのストーリーの内容からキャストや監督インタビュー・コンセプトアート・アメコミライターによる原作との解説など内容は盛りだくさんです。
なかでも美術スタッフによるスーツの制作秘話が面白いです。スパイダーマンのスーツが役者が着てもシワがよりにくいように工夫していたり、縫い目やチャックは見えないように作ってあるけど、見えてしまう部分はCGで消しているといった裏話が書かれています。
そう言われてみたら公式が出しているスパイダーマンの写真でコスチュームの縫い目なんてみたことないですんもんね。
パンフレットの表紙の裏側にはアップグレードスーツのスパイダーマンのカッコイイ写真が載っているんですが、まじまじと見ても縫い目が無く前進にフィットしていて、そういった細部にも格好良さがにじみ出ていますね。
おわりに
いかがでしょうか??
映画の終わりに名物キャラクターのジョナ・ジェイムソンが出てきてピーターがスパイダーマンであることを世間に暴露されてしまうわけですが、今後のアベンジャーズを含め続編が楽しみですね〜
いちおう原作のコミック版シビル・ウォーでもピーターが記者会見を開いて正体を明かして、大変なことになったみたいで気になっているんですが…
とりあえず、僕は次回作まで待とうと思います。
もし万が一この本を買ってしまったら、そのときはその時で、レビューでも書こうと思います(笑)
さいごに皆さん、来場者特典もらいました??
調べてみると、今回はこのフィギュアだけみたいですが、大きいスパイダーマンのフィギュアを買おうか悩んでいただけに、これは嬉しい特典でした(笑)