万年筆の魅力のひとつが、自分の好みのインクを使えることですよね!

僕もPILOTの”深海”というブルーブラックのインクを使っています。

PILOTインク深海

個人的には明るすぎず落ち着いた青なので、ノートを読み返すときに見やすいので重宝しています。

深海のインクの発色テスト
大人の紳士ノートに深海のインクで書いた文章です。

ですが、僕が以前にブログで紹介したPARKERというメーカーの万年筆を使っているのですが、”深海”で書いていると書き始めにインクが出なかったりと書いていて文字がかすれることがありました。

万年筆のインク出が悪くなる・文字がかすれる原因は??

最初は僕の万年筆の書き方が悪いのかな??と思って使い続けていました。
原因を調べてみるとペン先に問題があることが多いようで、ペン先を洗浄する・ペン先を自分で調整する・ペン先をペンクリニックで調整してもらう
という方法があるみたいですが、買ったばかりの万年筆に手を加えるのはまだ勇気がないです。

また先日、ペン先を洗浄してからもあまり変化がなかったので、インクが詰まっているのも考えにくかったです。

ほかに調べて見ると

万年筆のペン先とペン芯は、そのメーカー・ブランドの純正インクでもっとも能力が発揮できるように作られています。ベストな書き心地を望むなら、純正インクを使うようにするのがよいでしょう。

参考:意外に知らない! 万年筆のインクを変えるときにやってはいけないこと【要注意】

そもそも万年筆に他のメーカーのインクを入れるのも、あまり良くないみたいですね(^^;;

それで2〜3日ほど泊まりで出かける予定があるので、出かけている間は万年筆のインクの補充がむずかしいこともあってカートリッジ式の同じメーカーのインクで書き味が変わるのか試して見ました。

コンバーター式からカートリッジ式への交換方法

PARKERのカートリッジインク

まずは自分の万年筆がコンバーター式とカートリッジ式の両方で使えることを確認ください。
(僕は購入店で確認しました。基本的に両用式というのが多く販売されているのですが、中にはどちらかというのもあるみたいです。)

やり方は簡単です。

  • 万年筆の本体(胴軸)をはずしてペン先とコンバーターを取り出します。
  • コンバーターをペン先からはずします。はずす際にコンバーターを左右に回さずに引き抜くようにします。(回すようにして取ると首部の中の部品が痛むようです)
  • ペン先を洗浄します。捨てても良い容器に水を入れて洗うのがおすすめです。
  • 洗浄後は時間をおいて、しっかり乾かします。
  • 乾いたら、ペン先を上にしてカートリッジをまっすぐ差し込みます。(この時もカートリッジを回すのは厳禁です。)
  • ペン先を本体(胴軸)にもどして完了です。カートリッジを装着して、しばらくしてもインクが出ない時はカートリッジを両側から軽く押してペン先にインクを送り出すとかけるようになります。

※万年筆の洗い方はこの記事を参考にして下さい。

完成しました。さっそく書いてみましょう!!

万年筆をコンバーターからカートリッジに変更
すみません!手順ごとに写真を撮るのを忘れました(^^;;

PILOTの”深海”とPARKER純正のブルーブラックのちがい

さっそくPARKER純正インクを入れた万年筆で試し書きしてみました。

とりあえず1番問題だった、書いていてインクがでなくなる・文字がかすれるという問題は改善されました。

注意

その後、使い続けて2〜3日くらいして書きはじめのときにインクがかすれる症状が出てしまいました。
大手の文房具店に行って、原因と対処方を教えていただいたので、僕と同じように文字のかすれに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

書いてみたイメージとしてはPARKER純正インクはサラサラした感じで、PILOTの”深海”はPARKER純正に比べて少し粘度が高いのかな??と思わせるくらい純正インクはサラサラ書けます。
出来るだけ同じメーカーのインクを使うのが良いのがよくわかりました。(^^;;

(※PILOTのインクもサラサラと書けるというレビューを多く見ますので、万年筆との相性もあるかと思います。)

色のちがい。けっこう好みが別れると思います。

先ほどと同じように紳士ノートに書いてみましょう!

PARKER純正インクで試し書き
PARKER純正インクのブルーブラックで書きました。
深海のインクの発色テスト
大人の紳士ノートに深海のインクで書いた文章です。

写真ではあまり差がないように見えますが、PARKER純正インクの方が青いです。

実際に見比べてみると、けっこう差がありましてPARKER純正インクが青よりの青で、PILOTの”深海”は黒よりの青というくらい違います。

人の好みによって変わりますが、ぼくはPILOTの”深海”が好きですね〜

“iroshizuku”という商品名というだけあって、白い紙に書くとキレイです。

この差は黄色い紙に書くと如実に出ていて

PARKER純正インクとiroshizukuの比較
左がPARKER純正インクで右がPILOTの”深海”です。写真にして、ようやく少し青いかな??って感じですね

やっぱりPARKER純正インクは青々としてますね〜(^^;;

PILOTの”深海”のほうが好きです!!

もし”深海”で心地よく書きたいならPILOTの万年筆がベストなのかぁ〜

う〜ん…

って!?

買わねぇよ!!(笑)

あぶない、あぶない(^^;;ブログ書きながら考えてしまっていました。

そんなポンポン買い足さないですよ!欲しいけど…(笑)

まぁ、それだけ”深海”という色は気に入っています。
気になっている方は、ぜひ試して見てください!

おわりに

たぶんこのカートリッジを使い終わったらPILOTの”深海”に戻すと思います。

再び文字がかすれることが頻発するようならペンクリニックでの調整も検討してみます。

そのときがあったらブログに書きますのでお楽しみに!