ふだん人から聞いた話や大切なことはスマホのメモ帳に書きこむので、手書きでメモをとる機会が減っていました。
働いている職種によっては手書きで文字を書く機会が減ったという人も多いのではないでしょうか??
とるメモもブログに書くネタや買い物に行く際の買い物リストぐらいなら問題ないのですが、読んだ本の内容で「ここはいい内容だからメモしておこう」と思ってメモしても次の日には忘れてしまっていました。
そして先日、メンタリストDaiGo氏のコチラの動画を見て考えがガラリと変わりました。
内容はノートをとるならアナログがいいの??データがいいの??というお話です。
結論はアナログでノートをとったほうがよいとのことなのですが、なんでアナログで書いた方がいい理由というのがとてもためになるので、僕と同じように本の内容が頭に入らないという方はぜひご覧になってください。オススメです!!
なんで万年筆を使い始めたのか??
手書きでノートをとる際にどんなノートと筆記用具を使うのがベストなのか?
少し調べてみるとフランスの子供たちはボールペンや万年筆で学習するみたいです。
インクで書けば、一度記したものを完全になかったことにはできません。修正液で消しても跡が残ります。すると、やり直しが利きませんから、できるだけ美しく書き、修正するよう気をつけることになります。実際、教師はノートやテストの答案を美しく書くことを要求します。テストの答えが間違っていても、答案用紙上のデザイン性が優れていれば、それだけで加点されることが多いのです。
さらに、消しゴムによって、子どもたちが書いた内容を初期化させないことで、教師は子どもたちの情報のすべてを把握できるのです。プロセスも含めて“思考の進化”が記録されることで、子どもの個性までが筒抜けになるため、採点する教師としては的確な評価と指導が可能になります。
間違えた箇所を残しておくことで、間違えた思考の過程も自分で研究できるということですね。
これは大人でも大切なことだと思います。
さらに万年筆のインクについてもおもしろい記事を見つけました。
参考:現役京大生が実践! 「青ペン書きなぐり勉強法」×「万年筆」のすごい効果。
青ペンを使うのには、2つのメリットがあります。1つ目は、セロトニンの分泌があるため。人間の脳は青色を見るとセロトニンというホルモンを分泌します。このセロトニンは、ストレスを軽減しポジティブな気持ちにさせてくれるため、勉強を持続しやすくなります。そして2つ目は、効率的に記憶できるためです。本来、単語の意味などを覚えようとすると、「意味記憶」として記憶されます。しかし、そこに何らかの体験が加わった場合、その体験と単語が関連づき、「エピソード記憶」として保存されるのです。そして一般的には、意味記憶よりもエピソード記憶のほうが覚えやすいとされています。
青いペンを使って勉強することによって科学的にも学習効果が高いみたいですね。
つまり、万年筆に黒に近い青いインクを使えばいいんじゃない?ということで万年筆を買って試してみることにしました。
どんな万年筆なのか??
はじめて購入する万年筆なので、あまり強いこだわりはありませんでした。
文房具店で飾られている万年筆で予算にあう万年筆を試し書きさせてもらって、1番書きやすい万年筆を選びました。
こればかりは、実際に試してみないとわからないところだと思うので、万年筆を選ぶ際の1番のポイントがデザインという理由でなければ、お店で試し書きして選ぶのがオススメです!
何本か試し書きさせてもらった感想として、値段が高いほど書きやすい万年筆というワケではないんだなと感じました。
万年筆も奥が深いですね〜
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実際に買った万年筆がコチラ。
PARKERというブランドのURBANという万年筆です。
この万年筆がキャップを後ろにさした時の重さの感じと、銀色の持ち手の部分が指先に吸い付く感じがとてもよかったです。
万年筆を使った感想
万年筆を扱うことがはじめてなので、コンバーターにインクを吸引するところから緊張しました(笑)
インクはPILOTから発売されているiroshizukuというシリーズの「深海」という色にしました。
はじめて使うので
よくありそうな「インクの発色が〜」
とか
「インクのにじみが〜」
なんて玄人っぽいレビューは書けませんが
ひとつだけ言えることは…
机に置いていてなんかオシャレってこと位ですかね〜(笑)
詳しいレビューも出来るようになったら追々します。
ちなみに万年筆にインクを補充するのはカンタンで
ペン先をペン本体から外してインクの瓶にペン先を入れて
注射器みたいにインクを吸い上げるだけで完了です。
インクも水性なのでペン先についてしまったインクもティッシュでキレイに拭き取れました。
万年筆で書き始め!!
はじめて万年筆で文字を書いてみたのですが、なかなかうまく文字を書けませんね〜。
習字とかを習っていたというワケではないので字はヘタなのですが、書いている途中で文字がかすれてしまったりと
はじめはインクを出すこと事態がむずかしかったです。
それもそのはずで万年筆はボールペンと違ってペンをやや寝かし気味に書かないといけないので、ペンを握る部分をペン先からやや後ろに握るんですね。
学生時代からペンの先の部分を握って書いていたので、僕としては苦労しましたね〜
せっかく万年筆を持ったので、少しでも人に見せれる字を書きたいということもあって万年筆の練習帳なんて本も買って勉強してみました。
ボールペン字練習と違って万年筆の練習帳の本はあまり種類が出ていないのですが、この本は普通のペン字練習帳にあるような”なぞり書き”というのがありません。
ペンを手本にそって動かすことは惰性に陥りやすく自分のものにしがたいためです。
本書では短期間でより美しく書くコツを習得していただくため、なぞり書き練習は行わず手本をしっかり見て同じように書くことを基本とします。
といった感じで著者のしっかりとした考えがあるからです。
そしてぼくがせっせとメモ帳に文字を練習した成果がこちらです。
習字を習ってきた人の字には足元におよばないけれど、人に見せられる字にはなってきたでしょう。
万年筆のペン字練習ではじめの1冊としてオススメです!
長時間文字を書いていても手があまり痛くない
不思議なものでペン字練習していて、あっという間に時間がすぎていくんですよ。
それだけ集中していたわけですが、1時間くらい万年筆で書いていても手があまりいたくないんですよ
このへんはウワサどおり!さすが万年筆ってとこですかね〜
ボールペンだと僕の場合、強く握ってしまうせいか30分もしたら手から前腕にかけて痛くなってしまうのですが、万年筆はほとんど痛くないのでスバラシイです
やはりボールペンにくらべて筆圧がほとんどなくても書けてしまうのは大きいと思います。
おわりに
今までは手書きで文字を書くなんて…と思っていたのですが、今では文字を書くのが楽しくなってしまっていますね。
本から学んだ事なんかも毎日ノートに書いているので、よい習慣になってきているのでは!?なんて思っています。
あとはドンドン万年筆やインクの沼にハマらないか、それだけが心配です(笑)