万年筆の弱点

万年筆を使い始めて、一年が経ちました。

初めのころは万年筆で文字の書き方がわからない所からはじまったのですが、今では日々ノートを取るときに万年筆で書くのに慣れ親しんでいます。

愛用している万年筆はキャップ式の万年筆で、マッキーみたいなマジックのようにキャップを引っ張るだけで取ることができるのが特徴です。(一般的な万年筆はネジ式のキャップで外すときと付けるときはグルグル回す必要があります)

思いついたことがあったら、すぐに書き始めることができるのが便利で、もう外出先にもノートと万年筆を持ち歩くくらいの愛用品になってしまっているのですが、冬場には裏目になって致命的とも言える弱点がみえてきました。

冬場は一晩経つと、すぐにインクが固まる

北海道に来たことのない方には、想像しづらいかもしれませんが、冬の北海道は湿度がとても下がります。

どれだけ湿度が低いかを例えて言うなら、朝に起きたら口の中が乾いてノドまで痛いって言うくらい湿度が低いです。(わかりにくかったらゴメンなさい)

じゃあ湿度が低いことと万年筆に何が関係あるのかと言うと、インクがすぐに固まるんですよ!!

読者読者

そんなもんキッチリキャップしておけば大丈夫やん!!

って思われるかもしれませんが、一般的なキャップがネジこみ式の万年筆に比べて、ペンのようなキャップの万年筆は密閉性が弱いので、すぐに筆先のインクが乾いてしまいます。

おそらくペンポイントからスリットにかけてのインクが固まっているので、その部分をティッシュで軽く押し当てて上げればすぐに使えるようになるので、自宅では
大丈夫ですが外出先だとそうは行きません。

万年筆の各部の名称

常にティッシュを持ち歩いているワケでもありませんし、人前で万年筆を使うときにインクが乾いてしまったからと、いちいちティッシュで押さえていると「あまり万年筆を使っていないのかな??」って思われてしまうのも、しゃくに障ります。

やっぱり”サッ”と取り出して”サッ”と使いたいじゃないですか!?(笑)

湿度の高い地域のにお住まいの方には、便利なのでオススメできるのですが、乾燥する地域に住んでいるとデメリットに感じるので、ネジ式のキャップの万年筆に変えてみようか考え中です。