僕も歳なのでしょうか??
年々、涙腺がゆるくなっていくのを感じています。
先日、Amazonで映画をあさっているとひとつの作品が目にとまりました。
「しあわせの絵の具」という作品でキャプションには「カナダで最も有名な画家の、喜びと愛に満ちた真実の物語。」
と書いてあったので、アートに関心のある僕としては「画家の生き方ってどんなものだろう??」くらいな気持ちでレンタルしたのですが、まさか大泣きするとは…
思いも寄らないヒューマンドラマでしたので、アートにあまり関心がなくても泣ける映画を探している人にオススメな作品です。
「しあわせの絵の具」のあらすじ
カナダ東部の小さな町で叔母と暮らすモード・ルイス。
子供の頃から重いリウマチを患い家族や親族からは疎まれる存在だった。
ある日モードは魚の行商を営むがエベレットが家政婦を募集していることを知り、自立のために住み込みで働くことを決意。
変わり者に見えるモードの事をエベレットも厄介者に感じるが、自分も孤児院で育ちと似ている境遇だった。
はじめは何も出来なかったモードだったが、ホコリだらけの家の掃除をしてエベレットのために朝食を用意して、少しずつ自分にできることをやっていった。
なんとか住み込みを許してもらえたモードだったが、エベレットは怒鳴りつけて暴力をふるい、モードに辛くあたっていました。
なかなか自分の居場所がないモードだったけれど、家に置いてあったペンキを見つけて壁に絵を描き始める。
家主であるエベレットも驚いてモードに問い詰めるが、モードのトンチにあえなく承諾。
そんな時、エベレットの顧客のサンドラが家を訪ねた。
彼女はニューヨーカーでモードが壁に描いたニワトリの絵を見て、才能を見抜きモードに絵の創作を依頼する。
はじめて自分の絵が売れたことに喜ぶモード。
エベレットとの生活費もあり少しずつ商売気を出し2人の生活に貢献して、エベレットもモードのことを認めやがて結婚するのだが…
雑誌やテレビで取りあげられ、しだいにモードの人気が高まっていくのだが…
しあわせの絵の具の感想・見どころ
この映画で印象に残っているのは、モードが絵を描いている姿です
自分に出来ることを懸命に行っている姿は、とても真剣なまなざしで、年々体が動かなくなっていくなか亡くなる間際まで絵を描いている姿に心を打たれました。
恥ずかしながら僕は、写真を撮る機会が減ってブログにも載せることがすくなくなりました。
「撮ってもどうせ誰も見てくれない」なんて思っていたのですが、モードが自分に出来ること(絵を描くことしかできないから)を一生懸命がんばっている姿を見て胸が痛くなる思いでした。
そして、この映画は1人の画家の実話を題材にした作品なので、とうぜん良いこともあれば悪いことも起こります。
そういった人生の哲学な部分があっての感動のラストがあります。
涙活や泣ける映画を探していた人はぜひご覧下さい。