文章力がないなら接続詞の使い方をマスターして悪文を伝わる文章に変えよう

文章ひとつひとつが途切れているように感じるのが、僕の文章に対するコンプレックスです。

なぜそう感じるのか??
考えてみて、ふと気がつきました

文と文の間に空白を入れて、ごまかしてはいるものの、接続詞が適切でないためリズムが悪いからです。

僕がブログを始めたころ、「文章の間違いなどは気にしなくていいから、とりあえず記事を書け!」といったアドバイスをよく目にしました。

たしかに最初のころは、それでも良いのでしょう。ですが、文法を知らなければ表現の幅は狭く書き上げるのにも時間がかかってしまいます。

それどころか時間をかけてやっとの思いで書いた記事も、読者に伝わりにくい文章だったら書いている本人もモチベーションが下がりますし、読者もリピーターになってくれません。

そして自分はなんて文章力がないんだと、自分を卑下したくもなります。

読み手にわかりやすく情報を伝えるためにも、ある程度の文法を知って置くことは重要で、早く文章を書けることにもつながります。

そこで接続詞についてなにか良い本はないか??
と思って探して出会ったのが「文章が劇的にウマくなる接続詞」という本です。

Amazonの「なか見!検索」という名の立ち読みをして「接続詞はウィンカーである」という著者の山口拓郎さんの例えにビビッときて速攻でポチリました。

「接続詞はウィンカーである」

この本の一番の伝えたい核心にせまる部分が本書のはじめに書かれています。

「ようするに接続詞って何なの??使えるようになると、どんな良いことがあるの??」

この疑問の回答を「接続詞はウィンカーである」という言葉でわかりやすく説明しています。

要するに接続詞は車のウィンカーのように読む人に文章が結論へと向かっていく方向性を教えてあげるものだよ。

だから車のウィンカーが左を出しているのに右に曲がったり、曲がるハズの場所からウィンカーを出すのが早すぎたり遅すぎたりすると後ろの車の運転者(読者)はビックリして不快に感じるよね。

文章でも同じように接続詞は文章の行く先を予想させるものです。この使い方が間違っていたり雑な使い方だと、読者は予想とは違った方向に文章を読み進めてしまい、仕舞いには読みにくくて意味のわからない文章として不快を与えてしまいます。

それゆえ「接続詞が使えるようになると、読者に正しく伝えたい文章になるんだよ。」ということを説明しています。

この約10ページにわたる第一章の内容さえつかんでしまえば、残りの約180ページは接続詞の意味やニュアンスを使うシーンごとにわかりやすく書いてくれています。

接続詞を使いこなす方法も(言葉を選ぶのも)著者は

  • さまざまな接続詞の意味を知る
  • 実例を読んで、それぞれの接続詞の使い方を知る
  • 実際に接続詞を使って書く

と述べています。
前述したとおり、この本で接続詞の意味や使い方はまるで辞典のように網羅して解説してくれています

重要なのは3つめです。

どんなにこの本を読み込んでも、しっかり意識して接続詞を使わなければスポーツと同じで文章はウマくならないでしょう。

僕もこの本を机の脇に置いて、ブログを書く度にこの本を開くことが多そうです。