6月1日から札幌芸術の森美術館で開催されている蜷川実花さんの個展「蜷川実花展 –虚構と現実の間に–」行ってきました。
このブログでは風景写真しか載せていないので、僕が花の写真に興味があるの??なんて思われるかもしれませんが、高山植物を撮影する目的で登山をしているくらいなので、今回の蜷川実花さんの個展はとても楽しみにしていました。
暗い部屋のなかで桜の花びらを宇宙に浮かぶ星のように魅せる展示が素晴らしかった。
この個展では「永遠の花」「桜」「ポートレイト」といった感じで7つのパートに分けられているのですが、もう最初から個展の最後の方のパートについて書かせていただきます。
このパートが一番、衝撃を受けた場所だったので!!
それが6番目の”PLANT A TREE”というテーマの場所なんですけど、暗闇の室内に入ると桜の花びらが散った写真が展示されているんです。
でも、ただの桜の花びらじゃなくて水たまりや川辺に散った桜の花びらです。
想像してみて下さい。
水に浮かぶ桜の花びらの写真を暗い室内でスポットライトで照らすとどうなるのか??
僕は室内に入った瞬間、桜の花びらが宇宙に浮かぶ星のようなイメージが頭の中で浮かびました。
桜の写真って、沢山の人が撮影して表現をする被写体ですけど、「こんな見せ方があったのか!?」と衝撃的でした。
今回の個展では、この空間を見ることができただけで車を4時間ほど運転してまで行けて良かったです。
部屋の様子は蜷川実花さんのブログで紹介されているので、気になる方はご覧になってみて下さい。
(上から4番目の写真ですが、遠目で見るとスゴイですから。)
見るべきなのか?写真を撮るべきなのか?迷ってしまう花の写真
この個展では写真撮影がOKな場所が一部あって、その場所では写真を見るべきなのか?撮るべきなのか?
一瞬、迷ってしまうくらいキレイな花たちで飾られています。
ついつい撮るのに夢中になっていると肉眼でじっくり見るのを忘れてしまうほどです。
次回は帯広美術館でも行われるみたいですので、札幌まで遠くて足を運べないという方もぜひ!!
参考:帯広美術館Twitter