みなさん、写真集って持っていますか??
あっ!写真集って言ってもグラビアアイドルの写真集とかじゃないですよ(^_^;
アート(写真)作品の写真集です!(笑)
僕も写真を撮っているので、人物・風景とジャンルは問わずに自分で買って見ています。
おもに海外の写真家の写真集が多いですね
中でも、僕はアンセルアダムスという写真家の作品が好きでして、彼が生涯にわたって撮りためて作られた作品集”400 photographs”という写真集が好きです。
アンセルアダムスとは
アンセルアダムスはアメリカ・カリフォルニア州にあるヨセミテ渓谷のモノクロ写真で有名な写真家です。
写真家だけでなくアメリカに本部をおく自然保護団体シエラ・クラブの役員を長年勤め、自然環境保護にも積極的に取り組んでいました。
アンセルアダムスについての詳しい生い立ちなどについては、こちらのサイトで詳しくまとめられていました。
気になる方はぜひご覧になってください。
vol.1 アンセル・アダムス「愛国心をモノクロの大自然に託したアメリカの英雄」
ひとりの偉大な写真家が生涯にわたって撮られた写真の変化が楽しめる
この写真集のスゴイところはアンセルアダムスが14歳(1916年)のころに撮影した写真から紹介されているんですよ。
100年以上前に撮られたエル・キャピタンの写真なんかもあるので、それだけで当時の様子がわかる貴重な写真です。
写真ごとに撮影された年が記入されているので、アンセルアダムスが何歳に撮影した写真なのか?光と影でどのように壮大な渓谷を表現していったのか??年を重ねるごとに変化していく作品など
考えて想像しながらぺージを進めていくのが楽しめます。
また年を重ねていくごとに不思議とモノクロ写真なのに、その景色の色や空気感なんかの創造性をかき立ててくれるんですよね。
「この時に撮影した渓谷はどんな色だったのだろう??」そうやって想像してみても楽しい1冊です。
ひとりの写真家がテーマをもって撮影していくことの大切さを教えてくれる一冊なので、気になる方はぜひお手にとって見てみてください。