よくオーディオブックの内容を記憶に定着させるためには、何回もくり返しオーディオブックを聴くことが重要です。
ですが再生時間が10時間もこえるような本を聴いていると、どうしても集中力が続かずに本の内容が頭に入ってこないなんてことありませんか??
なんども繰り返し聴くつもりなので聴き逃すのは気にしないのですが、僕の場合オーディオブックから意識が違うところにむくと、そのあいだ聴いていた箇所は僕のアタマの中に丸々入っていません。
また同じ章を聴きなおすのも時間がもったいないですが、その状態で聴きすすめていても先の内容も理解できないこともあります。
作業をしながらとはいえ、なるべく意識はオーディオブックにも向けて起きたいものです。
そんなときに僕がどうしているのか??というのをご紹介します。
オーディオブックを聴きながら会話しているつもりであいづちをいれる
結論から言いますと音読してくれているオーディオブックに対してあいづちを打ちながら聴くようにします。
ナレーターさんが音読してくれている内容にたいして「へぇ〜」だとか「そうなんだぁ〜」「うんうん」といった具合に友達と会話するような感じですね
そうして自分がそれてしまった意識を戻すようにしていくのです。
ひとりであいづちを打っているとヘンに見られそうですが、基本的にオーディオブックを聴いている時はひとりのときが多いです。
運転中ならプライベート空間なので問題ないですし、街を歩いていても、そこら中に音が流れているので小言なら人から見られることはないですね〜
あいづちを入れるとよい根拠
直接的な根拠ではないのですが、メンタリストDaiGoさんの超効率的勉強法という本のなかに「話しかけるつもり音読」というものがあります。
簡単にいうと「目で文字をおって黙読するよりも、人に向かって音読するといいよ」という内容なんですが、その理由として次のことが書かれています。
「話しかけるつもり音読」は、脳の社会的な活動をつかさどるエリアを刺激します。そもそも古代より、人類は厳しい環境を生き抜くために、仲間たちと助け合いながら進化してきました。仲間の言葉を聞き逃せば死に直結しかねず、私たちの脳は、他人とのコミュニケーション中に激しく働き出すメカニズムが備わったのです。
そのため、どんな勉強法でもコミュニケーションの要素を入れたほうが脳は活性化し、記憶への定着は高まります。
この本の内容はアクティブラーニング(積極的学習)をオススメしている本なので、本の内容を聴いているだけの(受動的)勉強法はこの本の意図していることではありませんが、あいづちを打つことでコミュニケーション要素が入っていることで、少しは記憶の定着の助けになっているでしょう。
再生速度を変える
長い時間オーディオブックを聴いていて、途中で集中力が途切れてしまったときは再生速度を変えたりもします。
再生速度を速くすることで聴き逃さないようにしようと意識が集中します。
ですが再生時間が10時間を超えるような本なら2倍速で聴いても5時間にもなります
いぜんに”audiobook.jp”のオーディオブックならナレーターの読み方に抑揚があるので聞きやすいと紹介したのですが、さすがに何時間も集中をきらさずに聞き続けているのは難しいです。
参考:ながら作業で本が読めるオーディオブック!これで読書が捗る!!
なので、集中力が途切れてきたところで意図的に再生速度を変えることによってリズムが変わります。
読み上げるスピードは一時的に変えるだけなので、速くても遅くても構いません。
あくまで耳と脳をなれさせないようにして集中をたもつのが狙いです。
おわりに
いかがでしょうか?
オーディオブックは簡単に本が読めてしまう反面、自分の意思に反して次々に本が読まれてしまいます。
はじめて聴く本や聴いた回数が少ない本ほど、大部分の本の内容が入ってこなくて話がわからないなんてこともあるので、集中がきれやすい方はぜひ試してみてください。