この記事は暗殺教室のコミックスが全巻発売される前に書いた記事です。なるべくネタバレがないように注意して暗殺教室の感想を書いたつもりですが、完全にネタバレ回避はできていません。
ネタバレなしでコミックスの発売を楽しみにされている方は、コミックス20巻が発売後にまた僕のブログにいらしてください。
その際にはこの記事を”お気に入り”なり”リーディングリスト”に入れておくとといいと思いますよ(笑)
3月19日に発売した週間少年ジャンプ16号にて
ぼくの大好きな”暗殺教室”というマンガが最終話をむかえてしまいました。
暗殺教室が連載開始されたのが平成24年なので松井先生、約4年間の週刊誌の連載おつかれさましでした。
3月に発売された作者の松井優征先生のコメント欄では「暗殺教室は”皆がキレイに終わること”を目指しました」コメントされていてストーリーのラストもきれいに丸く収まっていました。
このマンガが連載したとうしょは規格外のギャグマンガだなという印象でした。生徒の視線で”えたいの知れない先生”の規格外のボケにたいして生徒がツッコミをいれる…
そして、それぞれコンプレックスを抱えた生徒たちが自分たちの長所をの伸ばして力をあわし立ちはだかるカベを乗り越えていく様子は「永遠のジャンプファン」である大人が読んでもおもしろい。
ギャグマンガを笑いながら読んでいたはずなのにいつの間にか感動して泣いている。
だけどストーリーが進むにつれて少しずつ先生のストーリーが語られていく。
するとストーリーの軸が子供である”生徒”から大人である”先生”へ軸が変わったことにより、いつの間にか感動するマンガになっていました。
きっかけはコミックスの15巻での
殺せんせーの「先生になるのだから日本全国すべての問題集をおぼえましたよ」「教師になるんだからそのくらいは勉強するでしょう」というシーン。
じつはこのシーン、コミックス9巻にて
ある生徒が最小限の勉強で、飛躍的に成績を伸ばせる勉強法を見つけ出すために、まずは先生が最大限勉強する必要があります」というシーンの裏付けにもなっていました。
生徒のために自分の努力を努力じゃなくて「当たり前のことだ」と言わんばかりの殺せんせーの言葉に感動したのがきっかけでした。
その後は殺せんせーの回想シーン。殺せんせーの前任の雪村あぐり先生とのエピソードや爆発してしまう殺せんせーを助ける方法をさぐるために、生徒の代表格である”潮田渚”と赤羽業”の二人がロケットで宇宙に行くシーン。
と物語が進むにつれて先生は生徒にたいして全力をつくし、また生徒は先生にたいして全力をつくしていく姿に感動してしまいます
あまりにも感動して泣いてしまった殺せんせーの誕生日
ぼくはけっこう涙もろいほうなので、説得力が弱くなってしまうのですが。暗殺教室でなけてもっとも感動したシーンが最終決戦前の殺せんせーの誕生日です。
これまでの殺せんせーと生徒たちがお互いに対して全力をつくしあえたからこそ、あそこまで感動できるシーンになったのでしょう。
その誕生会にたいして殺せんせーが「充分すぎる」「なんと身に余る…」「報酬を得た事だろう」ということばに涙せずにいられませんでした。
原作が終わって…
さて、原作であるマンガが終わってしまいましたが、まだアニメと映画の第2部〜卒業編〜が残っていますね。
暗殺教室の18巻の松井先生のコメント欄で
終わり方がもっとも大事なマンガなので、アニメや映画の制作の方々にもシナリオをわたし、皆が同じエンディングを迎えられるようにそれぞれが綿密に準備してきました。
とコメントされているので、映画のほうもとても期待のできる仕上がりになっていそうですね!
その映画「暗殺教室〜卒業編〜」も今週の3月25日金曜日と公開までもうすぐなのでとても楽しみです。